あんの日記

不定期更新

I WANNA ROCK 'N' ROLL !!!

いつだったか忘れた。先回の日記に

「神様の気を惹くために裸で踊らないといけない」

みたいなこと書いた。

 

あの後、私馬鹿らしく思えてきたの。

私の神様は頑張っても私を褒めてくれないし何しても無反応。

かと思いきや何かしようと立ち上がる足を引いてつまずかせる。

邪神じゃねぇか。そんなものを崇拝する意味とは?

 

 

 

アレはもともと私が作った神様だった。

大体なんでもちゃんとできて、世の中に出てもそれなりにやっていけて

子供のように弱い純真な私を守ってくれる役割の素敵な神様。

まぁ人格とか仕事モードもいう。

本来の私の純真さ無邪気さ、自閉圏特有の周りから受け取れる情報量の少なさ

世界に対しての独特な見方と理解の仕方、そして自分だけの世界の深さ。

私はコレを上手く外で役に立てたり出来ないし、少しでも出せば『変わり者』扱いだ。

まぁちょっとくらい代わってても良いけど、結構厭らしい性格の人間もいるから自衛。

で、普通っぽい人格を周りを真似て作ったのが件の神様。

半分は真似っこなので会話しても当たり障りなさ過ぎて友達作りには向かない人格。

だけど仕事には絶対に要る奴。便利だったよ。

年1くらいで壊れて、一からまた作るのに半月くらいバイト休んでたけど。

この説明じゃ相手が理解できないから『喘息が』とか『鬱で休むように言われて』とか

誤魔化してたんだけどね。面接で「持病に鬱がある」って言ってあったのでセーフ。

面接官が「持病の鬱とは…」って顔してたけど聞いたら長くなりそうだと思ったか

「今は平気なんですよね?」としか聞かれなかったね。

8年バイトしてた。パートになるとか昇給試験とか全部蹴った。

何でやらないの?って素直な疑問は皆から何度も投げかけられた。

けど私はお金はそんなに要らないから長時間の労働も責任も欲しくなくて

ただ『楽しい』と思える明るい日々を失わないようにって怯えてた。

親には「人生舐めてる」「いつか後悔する」って常に言われたけど、

私のキャパの無さを説明するのは「私実はチンパンジーなんだって

話を納得させるのと同じ位くらい大変で仮に相手が真面目に聞いて納得したとしても

「そうなんだ。でも君はちゃんと人間に見えるよ」って

なるから馬鹿々しくて説明する気も起こらず平行線だった。

で、運悪くクビになった。

結構私の休み過ぎに寛容な職場だったけどヘイトが溜ってる人もそりゃ居て

色んなめぐり合わせが悪くて駄目でした。

多分、そこから少しずつ神様は壊れていったんだろうね。

バイト無くなって普通である必要もなくなって、形を維持できなくなって。

 

私は居て欲しかった。仕事無くたってシャンとしていたかったし。

でも家で一人じゃシャンとしてビッとする必要なんかなくて

なんとなくヤバいなと思って「他人が必要なんだ」デイケアに行ったけど

あそこの人たちシャンとしてビッとして無いんよ。Let It Go。ありのまま。ゆるゆる。

友達になれそうな人は居たけど遊んでるだけじゃ何か足りなくて、

「やっぱり働かないと神様は手に入らない」と思って、てかそれは何度も思ってたけど

なんかもう折れてた。へし折れてた。自信。自尊心。蒸発してた。

代わりに不信感、恐怖、被害妄想。希死念慮

 

 

神様(?)は言いました。

裏切られた。優しくない世界を許さない。社会貢献なんてしてやるものか。皆不幸になれば良いんだ。

お前に何かが出来るはずない。私がお前が自信を持つことが無いようにしておいてやる。幸せが手に入らないと苦しめばいい。周りが優しくしてくれるし同情してくれる。自分の好きな物がわからない。お前が何かを好だと思ったらお前は自分を知ることになる。そうなれば家から外へ出ることになるからそうならない様に守ってあげる。

 

私は神様の言う通り家から出たくなくて自信とか幸せとか好きな物も要らなくて。

ただ刺激のない日々を昏々と眠ったり起きたり食べたり医者に行ったりしてました。

まぁ私が作った対象なわけで私が悪い事を言わせてるというか操ってたというか

私を全ての責任から守るために闇落ち邪神化したのです。

怖いのは世界じゃなくて自分自身だ。他人を恐れたらいけない。彼らは無罪で善良だ。

そう思えた方が戻る機会に恵まれた時に敷居も低かろう。

悪いのは我である。お前ですらない。お前を苦しめる全ての悪いものが我である。

そう邪神は言うのでした。

 

 

…ママ?(そういえば最近邪神とキャラが被って母親が物凄く冷たい人間に思えてたな…)

邪神は全ての罪をかぶって世界も私も守ろうとしていたのであった。

その様に役者を動かしたのが私なのか、見えない心の自動修復機能がなんかしてる間

可視領域で起こったことをファンタジー風味に説明するとこうなるのか。

さっぱりなんだ…。

とりあえずな、引きこもって3年経ったら私はなんかの蛹っぽいものになってたんだ。

羽化して蝶になるかと思うじゃん?ならなかったね。

「嗚呼まだ中身固まってないのにな」って思ったよね。

 

 

天岩戸に籠った邪神VS裸踊りで気を惹こうとするアマノウズメ

お前の力を寄こせ。世の中で「普通ですけど」って顔が出来る力を寄こせ。

そして私を褒めろ!!それが自信に繋がるってわかってんだ!!

お前に評価して欲しくて、絵も描いて、ほんの30分でも外に出て、昼夜逆転にも気を付けて、お風呂に入って、眠れない夜も一人で耐えて、死にたくても耐えて、後色々だ。

私を褒めろ。何故褒めない?お前は私の神だろう?言って欲しい事を言う役目だろ💢

何を描いて何を作ってどんな事しても何も意味がないって言う💢

お前がするから事象の価値が失われるんだとかわけわからんことばっか言う💢

あああああヒートアップしてまいりましたがここで日記冒頭に戻る。

私は馬鹿らしく思えてきた。

プッツンした。こんな神様こっちが捨ててやる。こんな神様、要らない。

 

 

「わたしはカッコイイよ」

と、最近私は自分で言う事にした。思う事にもした。根拠はない。

誰も言ってくれないから自分で言うだけ。

誰も褒めてくれないから自分で褒めるだけ。

なんか凹むことが多いけど「わたしはカッコイイからなぁ」と思うとあんま沈まない。

しんどくても、死にたくなっても、まぁカッコよければいいかと思えた。うん。

不思議な事に私は自分がカッコイイことに何の疑問もない。照れもない。納得がある。

カッコイイが何なのかどういう形なのかよくわからないけど私はカッコイイ。

 

自分に酔ってるのか?羽化してハイになってる?

それにしては眉毛が逆八の字。怒ってる。世の中の理不尽とかに対してじゃなくて。

悔しい。空の3年間のことを思い出してなんか悔しくなった。

私は色んな人から結構褒められていた。

でも私には神様が居て、現実で褒められても神様が違うというから嬉しくなかった。

もっと目の前の人の言葉と向きあえたら楽だったのに、私にはそれができなかった。

 

 

このまま体調と精神状態が安定して行ったら、私泣くかもしれない。

人間に…私に生まれて良かった…とか言い出すかもしれん…ゾッとする。

まあそう簡単にはいかないのが人生。

私は今日もカッコイイけどやっぱりずっと部屋の中で一人寝たり起きたり。

オススメされた『そいねドリーマー』も届いたけど読めてないもの。

 

 

 

👇直近のイラスト👇

らくがきですもの。絵はまだ作業であんま楽しくないっスよ。