あれからまた一週間籠ってる。
選挙は無かった。私にとっては無かったのだ。
外に出ようにも朝まで眠る事が出来ないし風呂も入れないし簡単な身支度も出来ない。
あれ?私外に出られない。おかしいな、引きこもり過ぎたかな。
でもまあそれも良いかもしれない。
私の70%位は自分がもう何か月かここに居たら幸せに到達できると思った。
考えてみれば何処にも行かなくていい好きなだけ眠っていられるのは幸せだ。
だから一週間そういうふうに過ごした。概ね幸せだった。
たくさん眠ったので素敵な夢をたくさん見た。
でも起きている時間はしんどかった。
死にたかったし外に出たいのに一人では出られない焦燥が私を取り囲んだ。
どうしたら、どうしたら…
そういうのは寝たら消えるから眠れるまで頑張って耐えた。
起きると復活するけど。
そして私はやっと一つの結論に焦点を合せられた。
「もう行きたくない場所だとか吹っ切れた作業所行こう」
外に出るには目的地が無ければいけないし。
ちょっと引きこもると遊びでも気晴らしでも外出られなくなるし。
ただ私はすでに外に出られない。
出るには10個くらい超えなきゃいけない試練がある気がする。
寝癖スッピン異臭パジャマで良いならまだしも。
明日の予定の為にそれらをどうこうする気が起こらなかった。
この狭い部屋で体感する時間は無限に等しいから。
老化現象とか鏡見ないからわからないし『今』の連続でしかないから
時が経ってる感覚はない。無限なら今じゃなくても良いじゃん。
てか鏡よりPCのディスプレイ見てる。ソコに自分が居ると思ってた。
ダーク明日があるさ状態。
どんどん死にたくなっていった。PCの中に何もない事にも気が付いたし
何処に出ても私の望みは叶わないけどここに居ても幸せになれるはずもなかった。
家族まで私の引きこもり慣れしたせいで手を引いて部屋から出してくれるのを
待ってても誰も私を迎えに来てくれない事も知った。
詰 ん で る …
とりあえず絶対に自分からは行けないと思った。
きっとずっと誰からも忘れられたままここで死ぬんだ。
元々誰も味方なんかじゃなかったんだ。
私には今すぐ死んでほしいかここから出てきてほしくないんだ。
いつも通り、常にネガティブで死にたくて皆死ねって蹲っているのに
知らない所で大きな何かが遂行されていくような感覚がする。
気が付くと私は母親の部屋でワンワン泣いていた。
会話内容は覚えていないし会話したのかわからないけど何週間ぶりに会話した母は
終始迷惑そうで「私にはもう何も出来ないから」と言っていたけど
そんな事は私には関係なかった。
貴女がいる。ソレが全て。
私をこの世に産み落としたのだから貴女の全ては私のお母さんなの。
喰らい尽くす。私の為に。
きっといつもこんな時に私は母を「喰らっていた」んだと思う。
いつも味方に引き擦り込めて出来ないことを代わりにやってくれて
私に愛情を供給するオブジェクトの様にしか思っていないのかも。
それは良いとして。
自分からは行かないと言っていたハードルを乗り越えて…つまり母親に助けを求めた。
そういえばずっと外出たくて出られなかったけどXでしか助け求めてなかったな。
早く母に言えば良かったのに。そしたら絶対出られたのに。
あーでも駄目だったかも。
なんか「お前が前にこう言った事絶対許さない」とか母にめっちゃ言われたから
時が来ないと助け求めるどころか
相手が傷つく事をわざと言って気を惹こうとするから
会話成立しなくて私の望みなんか伝わらない…💧 難儀やな。
全部いつも時間の浪費。
でも無駄な時間、あっても何にも使われない時間は
いくら使っても浪費にはならないね。
とにかく外に出られる様にしてもらわないと。
別に全部浪費だけど。
(↓AI制作)