のんちゃんと遊んだ。
金髪を怖がられないように頭にカチューシャした。
全く怖がらなかったので良かった。
「あんちゃん!コレ!爪して!」
ってちっちゃい手で私の爪にシールを貼ってくれた。
コレはのんちゃんがまだちゃんと話せなくて私の名前すら憶えていない頃に
私が戯れに教えた遊びだった。一年近く前なので覚えているとは思わなった。
「いやーこの子ちゃんと覚えとるやーん♥」と感動して、同時に混乱した。
10年くらい前かな、認知症の祖父の介護を手伝っていた。
家に一人にしておくと大変だから、お茶とお菓子で釣って一緒にテレビを見たり
外に出たがったりウロウロして変な行動をしだしたら宥めすかして部屋に戻したり。
それくらいしかしてなかったけど。他の世話は両親がしてた。
で、なんで介護の話をしたかというと
のんちゃんと祖父ちゃんの相手するのってあまりにもやり方が似てて脳がバグる。
基本相手に合わせて相手を中心に動く。長時間になるので気合は抜いて手も抜く。
老人介護と幼児の世話は似てるんだなーって思った。
ただ決定的に違うのは幼児は忘れない、むしろ全て覚えていく。…いや当たり前だけど
老人はもう何も記憶しないし忘れる事ばかりだったから。
そんで世話した期間は圧倒的にまだ祖父の方が長くて、
爺姪お世話トランス中は感覚が爺寄りになってるのか
のんちゃんが当たり前に覚えたことを披露すると若干混乱するんです(苦笑)
「え…?あれ…?💦」って祖父では起こらなかった事象にタジタジするw
今までは大人たちがさせたくてもコスプレを嫌がったから仕舞ってたのに
今回は自分で猫耳カチューシャ引っぱり出して娘々😻踊りをしてくれた。
何故だ。仕舞っていた場所を記憶していた。猫耳カチューシャを装飾品と認識した。
それを付けると皆から可愛いと言われることを学習した。何故だ。どうしてなんだ。
可愛い。
ぐぅ…これだから女の子は!!ぜってーこれからお姫様になりたいとか言い出すね
望むところだ!!
洋裁が得意なの(母)とセンス良いの(妹)と小物とか作るの得意なの(私)と
ついでにカメラ班(父)も居るから!君は何にでもなれる可能性を秘めている!!
まあ、ちょっとした混乱についてでした。
祖父の思い出と、接してると激似てるのに明確に違う成長する姪のことでした。
居なくなると急に切ないネ…(=_=)