あんの日記

不定期更新

きっかけ

今日は半年ぶりに美容院へ行きました。

美容院に行くためにはお風呂に入らなければならない位衛生度が下がってました。

ドライヤーで乾かして、床に落ちてた適当なシワシワの服を着る。

マスク外さないから化粧はしなくても良いんですけど、一応はなんか塗ります。

行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない…

でも行きました。予約してあるし。

「前来た時と同じで」っていえばセーブポイント(カード)時の髪型に戻してくれます。

白髪染めて早く帰りたいなって思ってたら美容師さんが色見本を見せてくれました。

「今回もこれで良いですか?」と言われてハイって答えて、

先に無駄髪を切ってもらってたんですけど、ふと気になる目の前の色見本。

「…私の髪は太いし真っ黒でなかなか染まらないって言われるんですけど、

 例えばこんな綺麗な赤とか青とかには染まらないんですよね…」

と戯れに聞いてみると、

「それは脱色の見本なので時間と手間を掛ければできますよ」

と言われた。脱色といつもの白髪染めの違いが分かっていなかったので

黒字に赤インクをぶちまけて染めるんだと思っていた私はとりあえず

何言ってんのかわかんなかったけど、そのブリーチ金髪に憧れた。

 

「鏡に映る自分がYouTuberみたいな金髪だったら元気が出るかもしれない…」

 

そんな事も思った。中身は変えられないけど外見は簡単に変わるし。

「じゃあコレ(脱色)にしたいです」

「えーと、じゃあ今日は白髪染めじゃなくてブリーチをする感じですね」

「はい。ブリーチをしたらこうなれますか?」

料金表を持ってくる美容師さん。

「一度で上手く抜けるかどうかはホントに運しだいなんですよ。

 なので二回目が必要かもしれなくて…でも二回目からは半額です」

「はぁ…(二回目いるだろうなぁ)」

「あと白髪染めと成分が違うので髪は痛むし薬剤もちょっと沁みるかもしれません」

「Oh…」

「理想の色に到達する前に辞める人も居ますね」

 

色々なネガキャンをされたけど気持ちはもうブリーチだったのでして貰った。

予想以上に沁みた。頭を引っ掻く癖があって傷が結構あったせいもある。

「痛ってぇナニコレ死ぬぅ」って念仏のように唱え続けた。

もうなんか逆に痛みから目を離したらいけないような気がした。

耐えた。鏡にずっとカズレーザーが映ってたのが不思議だった。

「お湯加減は大丈夫ですか?」

「手加減なく水が沁みます」

「それは少し我慢してくださーい💦」

 

で。私は人生初の金髪になった。

多分当分仕事とかしないから、今なら出来ると思った。

なんかここから好きな色入れていくのが普通らしいんだけど

無計画に脱色したのでなんも思いつかないし、

とにかく明るい毛色になりたかっただけなので今回はこんな感じで終わり。

やー…短くしてもらったし鏡見ないと自分今金髪って事忘れそうだな…。

一週間で一回見るか見ないかの頻度なんだよ…鏡。

 

でも帰りは30分かけて歩いて帰ったさー。

怖くない怖くないって言いながら。誰も居なかったから言いながら。

体力が無い。真っ直ぐ歩けない。不思議と道路に吸い寄せられてる感じする。

筋トレとか面倒だな…。散歩も。買い物も。デイケアも。

だけど外に出ていると、特に何もない誰も居ない所を一人で歩いていると

家に居るよりは気分がいい。店は疲れる。

 

 

何も考えなかったら外へ出るのは簡単なんだろう。行きたいところに行けるだろう。

私は外に出たくない理由が常に10個は思いつく。大体デメリットしかない。

美容師さんに髪を切ってもらったり、頭を洗ってもらった。

誰でも良い、他人から体を触られることは必要なんじゃないかと思った。

美容師とかマッサージ師とか金銭を介してのサービスを除くと

そういえば今私に触るものは誰も居ないし。

余談だけど母は何故か寝ているだけで皆にマッサージされまくっている。

ずるい。しかし揉まずにいられない。

 

まぁ自分から揉むのも自分から抱き着くのでも良いんだけど

たまには誰かから、特に小さい可愛い姪っ子とかから、抱き着かれたいよね…。

ぬいぐるみとか来てたら多分抱き着いてくれるかも…(´;ω;`)

 

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次は何色になるんだろうねぇ。