兎を認識してしまった私はその日からずっと切り株の側で待っているのでした。
多分もう来ない気がしています。それがセオリーなので。
馬鹿みたいだと思っている事でも気が付けばそうなっているのです。
笑うしかありません。
私はリンゴを食べたでしょうか。どっこい私はまだ食べていなかったりします。
だって食べたらどうなるかくらい知ってますもん。
青い色の蜜を手に入れたので、代わりにそれを舐めて暮らしています。
私、耳がとても痛くて良かったと思います。医者には行きません。
耳が痛い間は部屋から外に出なくて良いんだから。
治ったって私はどうせまた掻きつぶしてしまうし。やんなりました。
外へ出たり人と会う意味は分からなくなってしまいました。
私は部屋で文を書いている時が一番幸せです。
私の世界に誰も立ち入らないでほしいから他の人は居ないでほしいんです。
夜中と耳栓と大音量の音楽で防いだとしてもまだ誰かを感じます。
私を怒っている人と、私の部屋を覗く人、私を嗤う人です。
それはきっと私の頭の中にいるのです。本当に邪魔!居なくなればいいのに。
本当はこんな生活してちゃ駄目だと思う…と思う。と思う。
無理して傷ついて辛い思いをする必要はないんだけど、
妄想だけでは生きていけないんだよハニー(空想)。
今君がそんなに怯えているのも文字を書いていない時間、即ち現実が怖いからだよね。
君が書いているのは架空の世界だけどその中で君は誰よりも鮮やかに生きている。
この世界とつじつまが合わない。現実は広くて何もない。それに体は重たいし疲れる。
空も飛べないこの世界はつまらない。
面白くない事は私大嫌いだ。
さようなら皆さん。
いつかまた、そっちを生きたいと思う時が来るでしょう。
またその日まで、さようなら。