あんの日記

不定期更新

Serial experiments lain.

あまり眠った気がしない。
内臓が腐って溶けてお腹の下の方でどろどろとした
ヘドロになっているんじゃないかという心配をしながら時計の針を数えてた。
時を「刻む」と表現したのは誰なんだろう。
天才ですね。


待っています。
膨大な時を石みたいに動くことなく待ち続けています。
多分待っているんだと思います。
家族は「外に出ろ」とか「家の手伝い」とか「就職」とか言いましたけど

耳栓してたからさほど心は動揺しませんでした。
ただ座って待っている事に意味なんてないけど、あまり動きたくないです。
あー…たぶん運動とか面倒だから。
もともと運動嫌い。


五月病…関係ないか(´・ω・`)
もうこんな人生は嫌だと叫びたい。
叫んでどうにかなるのであれば叫ぶがね。
死ぬまで治らんね。だから死のうかなって一瞬考えた。
今なら考えるだけの鬱期と違って、寝てる間に楽に死ねる方法を
実行する事が出来rあやっぱ無理死ぬの面倒だもん。
いつかは眠るように安らかに死にたいけど、努力すんのは面倒。
なしの方向でー。


でも私は何で生きてるのかわからん。
とりあえず苦しむためだけに生きてるけど。
二、三カ月程度しかモタナイ自己を自我を作るのに
1週間の苦しみを対価として払うベシってシステムがあるらしいのは
わかったよー。
あっぷあっぷしてるんだろう。溺れて。息継ぎもままならないよ。
でもストレスからくる躁鬱だと思ってたけど人格障害の方がしっくり来たね。
S先生は割と良いお医者でした。


こんな時よく見ているのがSerial experiments lain』。
アニメじゃなくてPS版の字幕実況。
音声あるとその人に慣れるまで時間掛かるけど
(『さよ教』は一番濃くやってる実況主当人が濃くて慣れるの大変だった…)
字幕実況なのでラジオ感覚で作業用にしてマイクラしてた。


玲音という中学生の女の子がなんか…拳銃で自分の頭をぶち抜くまでに
何があったのかをただひたすら音声データで聞いていくだけ
選択肢も何もない暗くて地味なゲーム。絵は可愛い(安倍吉俊)。
一部でカルト化したそうで、くっそ高い値が付いてる。

子どもが自殺するまでだから、確かに精神的にも生活環境的にも
かなり追い詰められては行くんだけど、
別角度から見ると、止める者の居ない世界で高機能の子が
中二病を純粋に研ぎ澄ましていく様がわかる。

 

元々は幻視幻聴症症「自分なのに自分ではない」という違和感から
玲音がカウンセリングに通うとこから始まるんだけど
多分このカウンセリングの記録が一番聞く事になる音声データだけど
多分このカウンセラーの冬子先生が一番の被害者
2人のやり取りで変化する玲音を表現するためだけにぶっ壊される役。
医者とカウンセラーどちらの資格も持ってるアメリカからの帰国子女で
かなり優秀な優しい美人なのに…南無(;=_=)


結局彼女が頭をぶち抜いた理由は、色々意見があるけど
「体を捨てるため」
と私は思う。
元々【コンピューター】99%くらいの技能値のあるサブァン?
ネット上に自分の人格をエミュレートとして、偏在できるようにしたから
さてと、では私も「そちら」に行くよって感じに。
「現実では生きたくない」とは言っていたけど「生きるとこ変えるだけだし」って
自殺にもあんまり悲観してなくて、まるで切腹でもするかのように
拳銃を加えて引き金を引く。


ただただ震える体と乱れる呼吸が描写されるのは目が釘付けになる。
精神に、理性に、信念に、殺される。怖い。怖い。怖い。
首を切られる直前の草食動物みたいに怯える事しかできない。
そりゃそうだ。玲音の思想では死ぬのは体だけなんだから。
彼女は終始一貫寂しがっていたから、体を捨てた後はネットの世界で
皆と繋がって生きているのでしょう。


ソレを実際にやり遂げて見せられた視聴者は大体皆( ゚д゚)ポカーンです。
いやいやいやバッドエンドじゃん可哀想な子供救ってやれよ!!とか。
主人公の玲音がコンピューターにおいて天才児だった事と
なんか人の精神に影響を及ぼすウイルスでも作った?ってのが原因で
『可哀想な子供』とは思えないんですよね。
孤立したせいで純粋な狂気貫いてるのでカルトの教祖には十分なれるね。


彼女が死ぬまでを聞いていると安定する。
落ちてる時しか聞かないけど。
私も信者だから、聞くたびに「終焉に向かって閉塞していく現実」
「目的に向かって全力で突き進む執念」のどちらも合わさっていて
彼女は両方を感じながらもきっと何も思ってないんじゃないかなと見届ける。
本当は友達と、安心できる家族が欲しかっただけの子なのにね。


でー、彼女が現実で「安心」を手に入れられなかった理由は
「自我同一性」だか「単一性」だかの問題もあるらしいからー。
だから何度も、それこそ多分CROSS†CHANNEL』より見てる。
冬子先生は、医者としての目で様々な診断をしてはいて
「もしかして病気なんじゃないかな」って思ってはいたけど
玲音に対しては「変わっていても貴女は病気じゃない」って
姿勢を貫いては「頭良すぎつらい担当代わりてぇ…」って度々思ってて
多分ソレが先生の死因


あー…長くなってしまった…。
とにかく面白い作品だから、もう顔を上げたくないって位
落ちた時に作業用として見てみると良き。
鬱展開だけど一応カウンセリングの音声だし聞いてて安らぐかも…
あ、でも『さよ教』となえさんとの会話の方が
ガチでカウンセリング(本当は診察)されてるみたいで大好きです✨

 

落ちた時はこのどちらかを垂れ流してる。

酒と薬が必要なレベルの時は『さよ教』。
YouTubeが煩くて我慢ならんけど寂しいから何かは欲しい時はlain

 

もう嫌だこんな人生は、な。