あんの日記

不定期更新

己の母親を食べたい。

今日は受診。
先生が物凄い私に就職を推してくる…(;´Д`)
今は止めてって言っても「いつかはしなきゃいけない!」って言う。
なんかUFOキャッチャーの景品がもう少しで落ちそうな時くらいの勢い。
母曰く『もうすぐ異動になるからやり遂げていきたいんじゃない?』
だそうです。あーね
でも先生? 私が15年向き合い続けて今もこれからも戦わねばならない
身の内の手負いの虎を無視して話を勧められても困ります。
まずあなたの前に居るのがなにで、どんななのかを理解してください。
話はそれからだと思います。


カウンセリング。
今日はスムーズにカウンセリング出来てた気がする。
私が変わったのか?警戒を少し解けたのかもしれない。

「貴女は自身の精神を比喩的な表現で伝える事が多い」

と言われた時は「意外と聞いてたんだな」と思った。
一年近くプロがカウンセリングしてるんだから
普通は把握してる事なんだろうけど、この人は私の話なんて聞かずに
どう就職につなげるかしか興味ないのかと思ってたから意外。

ただまだ若いからか、相性が良くないのか…
私の話をノートに整理しようとして、とりとめがなさ過ぎて出来ない
…かと思いきや最後はフラグを回収していたので

「そこにつながるんですか、びっくりしました💦」

と言ってました。いつもノート取るの上手い人だから勝った気分。


「休みの日はいつも時計の秒針を数えてます(訳:趣味をする余裕がない)
「イニシアチブを握っている人がいません(訳:やる気が起こらない)
「そんな私はぬか床です(訳:やりたくても出来ない)

みたいな言葉選びをずっとしてるから、
ノートにまとめるのは諦めたほうが良いかもしれない。
後で見て意味不明確定です。
だって心って不定形だから何にでも例えられるんだもの。


趣味が出来ない話をしたら
カ「もしかして好みが変わってきてるとか?」
と言われたので
私「ああ、昨日Twitterでそういう漫画読んで凄い共感できました!」
と言ったら
カ「あ、私も多分同じの読みました…///」
ってなってちょっと打ち解けました(笑)


私は寂しくて不安だから常に誰かを求めているけど、
本当に必要なのは上手く話を聞いてくれる他人と
この空席を埋めてくれる自分自身なんです。
貴女がもしあと数年ここに居るつもりだったら、
私は貴女を頼りに自分を作ろうと思えました。
貴女がわかる言葉を探し、貴方に伝わる様に表現して
そこから自分を写し取ります。
誰か私のになってくれたらいいのに。
壁がなければ私は宇宙規模に霧散する
聞いてくれる相手がいなければ思考は私という人格を形成してくれない。
否定せず話を聞いてくれるプロなら誰でも良い。
けど、たった一年では短すぎる。
信頼関係を築く前にサヨウナラになってしまう。
病院付属のカウンセラーは値段が格安だから我慢するしかないけど…

 


帰宅。音楽を聴いて震えるほど楽しいと思った。
『エモい!』と感じた時、背中から旋毛までぞわぞわぞわってなる現象を
初めて他人(高校の同級生)と分かり合えたのはいい思い出。

良い事なの。多分私は。私がしなきゃいけないのはもっと話すこと。
今はまだ透明なカウンセラーにもっともっと『自分』『私』『我』
投げつけたら良い。多分それで合ってる。
相手の話は無視していい。ただ私は貴女の形だけが知りたいの。

 

 

そろそろ句会なので俳句を詠んでみる。
テーマは『お正月』。


・侘しくて みな初笑いの 画面消す

・日も胡乱(うろん) 初声に独り 耳塞ぐ

・振袖の 君を寿く 成人の日


整わないぃぃぃい(💢゚Д゚)
ブログなら長々と背景とその心情の説明が出来るのに、
5・7・5にはけして入らないぃぃ!!
『画面消した』『耳塞いだ』『寿いだ』
それぞれとった『行動』が、私の『心情』をちゃんと聞き手に
伝えられているかがミソです。

お気に入りは2個目。初声は元旦に聞く鳥の声の事。
お正月恐怖症。というか夜が明けて新しい年が始まるのが怖かった。

1個目はカウントダウン終わった後すぐ
寝る事も出来ずに寂しくてテレビザッピングしてたけど
皆が「おめでとう☀」って笑顔なのが耐えられんかった。

3個目はおまけ。
本当は『成人の日 振袖写真の 縁なぞる』にしたんだけど
母に言ったら「何で縁なんかなぞるの?」って聞かれて、
まあ何らかの気持ちが無いとなぞらないよねわかるよね位の
甘い絞りになってたから変えた。
ちゃんとした成人式を美しい姿で迎える事への羨ましさと
「こんな精神状態の時に祝わないといけない様な写真送りやがって」
って怒りと、そんな自分が惨めに思えて悲しくなったことを
句にしたためたかったけど難しいのでやめた。
明るめの平凡な句にした。
これ『成人の日』が季語なんだけど文字数多くて邪魔で困った…。
「成人式」とか「新成人」は春の季語になっちゃうから駄目なのです。
振袖の君は本当に綺麗だったよ。


心を詠むのは良い事なんです。
鬱なら売るほどある在庫余ってます。
私は、作品にする上では本当に自分の事しか興味がなくて
桜の美しさよりも桜を見て腹を立てた自分の心の方が興味深いんです。
でも心だけ詠んじゃうと、(「私」固定だから)主語がなかったり
自分しかわからない謎の句になって聞き手に伝わらなかったりするから
外から見たらどう見えるかも考えて調整しないといけなくて
ソレの匙加減…感情多めか、動作多めか、もういっそ比喩か、等々
俳句を作るの結構楽しいです°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
出来るときは良いけどね…毎回上手く出来るとは限らないしね…(;´∀`)

 


夜、母にカンペを作ってあげました。

 ①どうしたの?
 ②どうしてそう思うの?
 ③そうなんだ。大変だね…

私と話すのが面倒ならこの3択で良いと。
相手してくれるだけで十分だから。

私「うわーん!!皆から嫌われてるけどママは私の事好きだよね?!
母「えーと、②どうしてそう思うの?」
私「そこはウン💕で良くないΣ( ゚Д゚)?!」
母「②どうしてそう思うの?
私「Σやめて怖い(ノД`)・゜・。


そんなやり取りをしている中で私はまたいつもの感覚を思い出しました。

『母親を食べたい』

多分私には圧倒的に何かが欠けていることを自覚したせいで
「穴を埋めたい」と思ったのかもしれない。
母親は『居れば全ての問題が解決する存在』だから
取り込んでしまえたら私は完全体になれると思ってる。
だから食べたいの。


でもやっぱりその穴は自分で埋めなきゃいけないもので。
心の中に空席が見える。云わば玉座

私はそこに座らなきゃならない。
例えば私がガンダムならパイロットが乗ってない。
ただ意志のないガンダムが動いてる。
誰も操縦桿を握ろうとしない。
私は母を食べるより、自分の操縦桿を握らなければならない。

 

まあそう簡単には握れないんだけど…。
あー明日から2連休…デイケアがない…。
自分の思い通りに動けたら憂うつになんてならなくていいのに。
つらたん🥺