あんの日記

不定期更新

しんどいのと映画の感想

最近はもう死にかけてて、夜眠れなくて出勤したら
レジで立ったまま寝てしまって店長に回収されるという
事件を起こしてしまってかなり凹んでいるあんです。
こんばんにちは。


本当ならもう有給フルに使って家で寝ていたいんですけど
見栄と体裁を守りたくて必死です。
なんでかうちのばーちゃんとかと同じ見栄っ張りなんで。
遺伝ですね。大事な時もあるけどね。見栄もね。
私が『行きたくない!!』って泣いて出勤して
倒れて早退して…それも全て私のわがままです。
我の通らない世界なんて要らんし。
もう少しで終わりだから付き合ってください。


でもかなりしんどいです。
もう私はどうやってを人の型保ったら良いのか

わからなくなっています。
私が人間なのは私が自分を人だと思っているからで
私が方法を忘れたら私は人間ではなくなってしまう…
そんなとこまでキてます。
何処にいて何をしようと自分が認識されなくなることの
恐怖に怯えています。安心できる時間はありません。

 

 

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なので映画を見ました。
閉鎖病棟-それぞれの朝-』
主演:笑福亭鶴瓶綾野剛小松菜奈


閉鎖病棟ってなんか監督によってホントに

描かれ方が全然違うなーって思います。
『変な一体感があって割と楽しそう』って言う解釈は
何故か皆にあるんだけど。
取材とか行ってるだろうし本当にそうなんだろうな。


ただ今回の話はあんまり『閉鎖』されてなかった。
外からの刺激が多めで。そういうのホント煩い。
そういうのと切り離された生活を送らせるための
場所じゃん?…と思って長く居すぎて出られない人達。
普通に、出たいけど病気で出られない人達。
何て言うか、重い。
患者の年齢層が高めで、日本人だとなんか…。
自分の将来と重なる。
『お先真っ暗』…切なすぎるorz
正常と異常の差なんて黙ってればわからない。
だけど生活していくと黙っているとこができない。
開口一番返事を間違えただけで変な目で見られる。
この『閉鎖病棟』は色々悲しく描きすぎている。
基地外だけど人間じゃないか。ただの人間じゃないか!
うんまあ鶴瓶出てる時点で宮藤官九郎とは違うって
わかってたけどさ…。
とりあえず精神病んでる人は何処かで泣くと思う。
自分のわびしい将来を想像してしまって悲し泣きする。


この作品、映画なのに映画の様に素敵な展開が起こらん。
暖かな絆はあれど、酷い事ばかりがどんどん起こる。
とくにゆきちゃん。
(足が長い!あんな18歳ぜってー目付けられるよ!)
生まれて普通に生きてきただけなのに
何も悪いことなんてしてないのに
どうしてこんな酷い目に合うのかわからない。
でもここまで来るとそういうものなんだと思える
幸せなのは生まれる前までで、

この世に生まれたら自分に落ち度が

なくても顔面殴りつけられて○○されて
全て奪われることもあるんだ。
それがゆきちゃんの現実なんだよ。
それがわからない私はきっとまだ眠って居るのだと
思いました。
起きろあん。「どうして私だけ!」って嘆いてる
お前の現実はまだ一発ももらってねーんだぞ。


最終的には絆がミラクルを起こして3人が色んな意味で
立ち上がって未来へ…って感じで希望のある終りだけど
精神病んでる人は後味悪いかも。(二回目)

 

でも立ち上がることに何の意味がなくても、
心と体の傷が治らなくても、一生刑務所の中でも
誰かを思って嗚呼立ち上がらなきゃと思えたら、
少し人間らしい気持ち。



この映画、綺麗に撮られてて多分金掛かってる。
あれ平岩紙クドカン閉鎖病棟ではナースでしたよね?
あれ?どんぐりさん!?
出てる人も何気に豪華。

 

 

体はもう無理だけど、映画見て感動できる心があるなら
まあ休めば何とかなるヨネ。
怖くて。怖くて怖くて怖くて。
いったい何時終わってくれるのかわからない人生。
皆みたいに「辛いけど頑張る!」ことも出来ない。
逞しい人達に憧れてばかり、嫉妬してばかり
心の中で泣いている自分の事には見向きもしない。


本当はもうわかってる。
どうしたらいいのか。
六月になったら、いくらでも。