あんの日記

不定期更新

最終休暇報告(2018春)

明日から仕事に戻ります。
あんです。


ほんの少し前のお話をしましょう。
ある日私はふと思いました。

「テレビってつまんないな」

私はテレビを見るのを止めました。
またしばらくして私はふと思いました。

「YouTuberってつまんないな」

私はYouTuberを見なくなりました。
またしばらくしてゲームをしていた私は思いました。

「ゲームってつまらないな」

流石にゲームは止めませんでしたが
私はゲームが嫌いになりました。
またしばらくして私は思いました。

「人間ってつまらないな」

寂しがり屋の私は人と時間を共有することを
リアルでもネットでも止められませんでしたが
誰かと話すのがとても億劫になりました。
さらにまた私は思います。

「世界ってつまらないな」

私は世界の事が嫌いになって、仕事を休み
部屋に引きこもりました。
独りになった私は思いました。

「私ってつまらないな」

 


段々楽しいと思う事が減っていくのに気が付いた時、
今度は何がつまらなくなるのだろうかと恐怖しました。
止めることなんてもう出来なくて悲しかったです。
さよならと、言われてる気がしました。


 駄目だよ。行かないで。一人にしないで。
 満たされたい。足りない。怖いよ。苦しいよ。
 助けて、助けて助けてよ。
 面白い事を言って私を満たしてくれよ。
 楽しませろよ。寂しいんだよ!!虚しいんだよ!!
 もっと欲しいもっと、足りないのもっともっともっと
 畜生お前らみんなつまんないくせに死ねよ

 畜生!!!


浅ましいと思いました。
自分の欲を満たすために他人を求める様が醜くて
私は私の欲をひた隠しにしました。
本心は真逆で、気付いて!ここから出して!と大騒ぎで。

 


結局私は自分に勝ったのです。
汚い自分を隠し通せました。
しかしそれはきっと間違いです。
本当は欲に狂った自分を受け止めてもらいたがってる。
自分という殻を犯して他人に不必要な迷惑を掛けたり、
悪戯に人を傷つけて楽しむ自分を見て欲しがってる。

誰でも、他人、人、人、


いっそ人なんて居なかったらよかったのに。
誰かいるから寂しいんだ。
最初から何も居なければ諦められたのに。
私も自分の事も嫌わずに美しいままでいられたのに。

 


けれどたぶん人が必要なんです。
理由はこの先わかると思うから、わかったら書きます。