あんの日記

不定期更新

種子

最後の日まで休まずに、記念に花束までもらって恙なく短期バイトを終えました。

そして即引きこもりニートになりました。

のんちゃんとか来て風邪移されたりしました。

 

なんだかバイトに行かなくて良いんだって思ったら急に脱力して

くたくたに疲れてたので、次の仕事なんて全然探せなくて

でも私はそんな駄目な自分が許せなくて袋叩きにするんじゃないかって

今度こそ自分に殺されるんじゃないかって思ってたんですけど

意外と自分の事「金髪豚野郎」とか罵ったり人格を否定したりしないなぁと

思いながら引きこもってます。

 

「もっと皆みたいに頑張らないといけない」「仕事をして外に出て自立しないと駄目」

「そうしないと皆が人として認めてくれないから友達が離れていくよ」

「絵が描けないのはちゃんと自分で探した仕事じゃないし通えてもいないからだよ」

「とにかく引き籠ったりしないでまともな社会生活をしないと何もかもおしまい」

 

と、ずっと言われていたのです。厳しくしないとこの人はバイトなんて行けなかった。

…私が言っていたのかしら。本当に?あらイヤだ。

今も少し眩暈がして、小声で「こんなことで良いわけないよね?」って聞こえます。

嗚呼お父さんみたいなこと言うのね、私。

私が何をしても「よくやったなもっと頑張れ」としか言わなくて、つまらない。

何かすれば褒めるけどとにかく際限なく上を目指させるから話半分に聞いた方が良い。

だから私お父さん苦手なの。いつも私を駄目だクズだろくでなしだって言って

苦しめる私の中の「お父さん」が暴走するから。

暴走しない程度にはあった方が良いとは思うのだけど。

 

うん、あのね。私が幸せな事は秘密にしてほしいと思いながら生きてるの。

たまに苦しい…というかまあ変わらず鬱で、昼夜逆転して、一日一食ドカ食いして

毎日適当な動画をYouTubeで見てマイクラしたり電子書籍で漫画読んだりしてる。

あとお絵かきロジック、アナログなパズル雑誌買って、せっせこ塗りつぶしてる。

放置して、やっと手を付けて、楽しいと思うのに何日もかかった。

思ってた『楽しい』じゃなかったけど。

 

なんかこう…羽の下に綿毛みたいな幸せを抱いてるような…。

どうして私は自分の事を不幸だと思っていたんだろう。

私ここでもうしばらくじっとしていたいわ。

悪い事なのかしら。正常な事ではないのかも。でも私、なんだかとても眠いの。

考えすぎていたのかもしれない。自分の人生を何とかしなきゃと思ってた。

もっと頑張る為にとにかく無暗に自分に鞭を打つのが正しいと思ってた。

そのおかげでとても頑張れた。自分はボロボロになったけど見合った対価を得られた。

 

ただもうなんかもう一回やろうって気がしないの。

ここに眠ってここで目を覚まして、まったりとした日々を楽しみたいの。

やっとあの酷い声がしなくなったから。自分の幸せを否定する思考がやんだから。

私もっと色々自分が触れて楽しいと思うことをとことん追求してみたいし

社会生活なんて捨ててどっぷりと人生の泥沼に嵌ってみたいの。

私の前が下でも別に良いと思うのよ。

 

私のしたい事とか、好きな事って何だろうとか考えてもね。何も無いの。

それってつまんない人間で空っぽな人間って虚しいの。

だけど自分らしく生きるには好きなものがたくさんいるらしいから

私ちょっと、下の方に潜って取ってくるね。

 

相変わらず世界は真っ暗で怖いけど、きっと地面はあるんだわ。

宇宙みたいな所に放り出されて藻掻いても自分では向きさえ決められなかったのに。

そう思って生きてみようと思いました。

 

お父さん、お母さん。ろくでもない娘でごめんなさい。

障害でストレスで就職難で病気が…というより自分の意志で引き籠っております。

だから存分に怒ってください。

私は何故怒るのかわからないような顔して「悲しい」と言うだけです。

私はいつでも己の性にしか従えません。

 

多分コレで良い気がします。私は今も苦しいですし。

私の正しさが周りの負担になると思います。ごめんなさい。