えーとなんだったかな。
『本気で死のうと思って自殺しようとしたことがあるか』
と聞かれたのでその事について。
まず『本気で死のうと思って』とは
リストカットなど明らかに死亡する確率が低い方法を
選んだりせず、(頑張れば死ぬかも、でも楽では無さそう)
ＯＤだと死なない様に薬の量を調整したりもせず
もうほんと「死んでやる」という気持ちで遂行する的な。
つまり＝『自殺に失敗したことがあるか』という意味
…でもないみたいなんです。難解です。
自傷癖、ＯＤ癖は「死ぬ気はない」と仮定。
自分に痛みを与え、それを耐え抜くことで、
疑似的に心の問題を解決する感覚を得る。
あとなんか脳内麻薬出るらしいね。
ＯＤは、経験上「リセット」が一番感覚として近かった。
生きてるだけで自分がどんどん『黒く』なっていって
これ以上もう耐えられなくなると「リセット」して
『白』に戻すためにやってた。
これも疑似的な「死」を経験しているんだと思う。
私はよくドアノブにベルトを引っ掻けて軽く首を吊る。
(自傷は痛いし、ＯＤは薬貯めないと出来ないし
首吊りは紐さえあればできるのでエコロ死ー)
もちろん、死ぬ気など更々ない。
ただあんまりにも「死にたい」という願いが
頭を占めるので、とても慈悲深い御心でもって
「では死なない程度に私が殺してやろう」
と思ってそうする。
気道が締まれば息が苦しくなる。苦痛である。
ただ「死にたい」と願っていた部分の『喜び』を感じる。
「嗚呼このまま、薬か酒かそういうもので
意識を保てなくなったら死ねるのかもな…」
空気の足りない頭で死を思う。
人間は何故死んだこともないのに
「死ねば楽になれる」と皆思うのだろうな。
皆が思うってことは人間にとって「真実」なんだろうな。
つまり生きてるのは楽じゃないのは当たり前なんだな。
自殺者は増えてるけど、私達は淘汰されてんのかな？
人口の増え過ぎで、精神の弱い人間は死ぬような社会で
それでも生きられる人間だけ篩いにかけてんのかな。
もしそうなら社会の迷惑になってでも
生き抜いてやりたいもんだ。(天邪鬼)
『死』に近づけば近づくほど、生への未練が出てくる。
ああしたかった、こうしたかった。
もう出来ない未練と、もうしなくてもいい安心。
やっと笑えて、やっと泣ける。
この辺で私は『自殺未遂ごっこ』を止める。
あとは普通に泣く。
最初から素直に泣ければこんな手間はいらない。
自分が悲しい時ちゃんと泣ける人はかなりメンタル強い。
閑話休題。もし本当に絶対死にたいなら、
まあ飛び降りが一番手っ取り早い気がする。
思い切り高いところから飛べばまず助からない。
(下に人が居ないか気を付けて)
あとは洒落たところで練炭自殺。
車や、押し入れなんかでも出来るらしい。
一酸化炭素中毒辛いので睡眠薬が必須。
『本当に絶対死にたい』
そんな状況って結構絞られる。
①借金、犯罪、逃げられるのが『自殺』だけ。
責任を負えないから死ぬ。
捕まるのが嫌だから死ぬ。
別に心を病んでいなくても、追い詰められたら
人は死を選ぶのかもしれない。
②仁義とか忠誠とか、なんか自分の思想のために死ぬ。
自死することで自分が思いを貫いた証になると信じて
切腹する人とかいたよねー。
散り逝く自分の命と一番向き合えるのは
こういう人だと思う。
③心の病
①②と比べるとかなりグレーゾーン。
というか私はあまり思ったことが無い。
だって心の病気はまず理由もないのに
『なんとなく死にたい』が慢性化して重くなるものだし。
そんで『もう死んでもいいや』『早く死にたいな』
ってなったとしても『本当に絶対死にたい』となるのは
稀。
ただしここは自殺大国日本。
冬の間ずっと『死にたい』『死ぬならこう死にたい』
とは思っていても気力がなくて実行できなかった人が
春になって元気になったかと思いきや
突然自殺してしまう事が多いらしいですね。
多分ふらふらっと、本懐を遂げるのでしょう。
陽気に誘われて、まるで懐かしい所に還るみたいに。
いずれにしろ自殺なんて正気じゃないと私は思います。
自殺未遂ごっこだって私は「ちょっとアレ」だと
ちゃんと思ってます。
人間は正気では死ねないと思います。
追い詰められて思考能力が低下したり、
妄信的になって周りが見えなかったり
心を病み過ぎて狂気に足を踏み入れてしまったり。
今んとこ私は正気なのでセーフです。
それからもともと死は怖いものです。
若い頃はともかく、老いたら死は自分を救う幻想ではなく
リアルに迫りくる人生のタイムリミットという現実です。
私は死ぬのが怖いのでセーフ！！
『本気で死のうと思って自殺しようとしたことがあるか』
ということで私はいつも正気だから
セーフ！！
カウンセラーさん「手違いでうっかり
亡くなってしまう事もあるので…」
死んだらごめん！！！(*´ω`*)
