あんの日記

不定期更新

午前三時

朝八時に起きると決めて、挑戦してみたものの
二日目で中途覚醒
夜中一人で目が覚めた時の絶望感は半端ない。
私を残して人類が滅亡してた位のショックだ。
ままならない。

 


何でもちゃんとやらなきゃ、じゃないとこの願いを
叶えることがいできない、と思ってた『躁私』
失敗して泣いていました。
『躁私』は自分が消えることがわかっていました。
自分が消えることでこの夢も消えると思って
それが悲しくて泣いていました。


泣いていると何処かから『理性私』がやってきました。
とても澄んだ目でこういいました。

「貴女みたいな爆発的なエネルギーは私には無い。
 でも貴女の熱い想いを私は記録しています。
 貴女の意思は私が継ぎます。
 必ず、貴女の本懐を遂げると約束します。

 だから泣かないで」


私はもっと泣きました。
悔しい。悔しい。悔しい。
この手で胸を開いて心臓を抉りだしたくなるくらい
悔しい。
すると『理性私』は言いました。

「躁になったくらいでいきなり全部出来るわけなかろう
 このアンポンタン。
 そんな完璧主義だからすぐ挫折すんだよ。
 何のために私達が10年も待ったと思ってるの?
 『私』を知って、『私』を生かすためでしょ?
 少なくとも、10年前の『私』よりは自分の中に
 信じるに値する確かなものは増えてる。

 …夜寝られなくたって、いつものことじゃないか
 それなのにアンタはびーびー泣いて見っとも無い。
 何十年『私』やってると思ってんだ。
 私は完璧超人だったか?スーパーマンだったか?
 両親に墓穴まで準備させた
  駄目人間だろ?

 少しずつやればいいんだよ。
 私は、もう駄目なアンタなんて見慣れてんだから」


結構うるさい『理性私』です。
(彼女の性格はまんま初代に受け継がれてます)
彼女は私とカウンセラーさんで作った保護者的人格です。

当時の私にはリアル母親しか精神的な支えが存在しなくて
でもリアル母親は私の理想の母親ではありませんでした。
(大好きだし良い母ではあったけど)
私はいつも母を食べてしまいたいと思ってました。
そしたら私は完璧な人間になれると思ってました。
今も思います。(蟹の節的な意味でなく)

人より駄目な私には、常に自分を見ていてくれて
常に私の下らない愚痴を聞いてくれて
辛い時には宥めてくれたり、理路整然と心の整理を
手伝ってくれるハイスペック母親が必要でした。
ので、カウンセラーさんと二人で頑張って作りました。
不完全ですが、何とか出来ました。


いつか両親が冷たくなっても
金銭的に自立して生きて行ける様になっていてほしい
という両親の声を聞いた私は、
真っ先に心の中に頼れる母を作ることにしたのでした。


「あん」としての私が
大体「子供っぽい」けどたまに「理性的」な面も持つのは
そんな理由のせいです。

 


要は8時に起きてりゃいいんだ。
よし、じゃあイクラだ!!(…勉強は?)