あんの日記

不定期更新

100%善意…?

今日はデイケアに行きました。
①音楽 ②ウォーキング ③ストレッチ ④SST
全ては仕組まれた事だったのです…。


①音楽
金曜日だけ一緒になる同世代の女の人とレミパンの話で盛り上がる。
「知ってる患者が全員採血されてるんですけど吸血鬼か何かですか?!」
って言ったらウケてた。
トーンチャイムで野ばらを演奏したけど
生理痛が死ぬほど痛くて死ぬかと思った。薬が効かない…(T_T)


②ウォーキング
出来ないから見学。
体重またリバウンドしたなぁ…。
夜9時以降にもの食べないとか無理なんだけど。
逆に9時過ぎないと腹減らないんだけど。
それを直せば体重も減るのか…うーん。


③ストレッチ
…も、出来ないから見学。

メビウスの輪について調べてた。
数式に目を焼かれて結局なんなのかわからなかったけど
とにかく無限って意味らしい。
あとカセットテープの類がコレで二倍使える様になってるの初めて知った。
数学の事は全くわからないけどちょっと不思議で便利な仕組み
だという形で納得した。0からこの概念を創った人は凄いね。
実際に自分で輪を作ってみて、真ん中から半分に切ったら
大きな一つの輪になった。これも数学なのか…考えたくない(=_=)


眼「今日はカードゲームを持ってきました!」

眼鏡ぇさんの持った来たのはナンジャモンジャというゲーム。
可愛いキャラのイラストが描かれたカードを順番にめくり
めくった人が好きな名前を付ける。それと同じカードがまた出た時に
つけた名前を一番早く言った人が場にあるカードを総取り出来る。
手持ちが多かった人の勝ち。

sugorokuya.jpメンツは眼鏡ぇさんとぴっぴ🐦と私と小豆さん。
面白かった。瞬発力と短期記憶力を駆使して私は勝った…と思った。

🐦「優勝者には賞品があります」
私「えー!なんだろうっ(´▽`*)」


SST
ウォーミングアップで10人全員でじじ抜き
折角顔よりでっかい面白トランプがあるんだから
インディアンポーカーとか面白そう…と提案したけど
半分がルールを知らなかったので却下された。
10人でやると面白いかと思ったけどそうでもなかった。
ただ間延びしたじじ抜きになった。

 

『いつもニコニコして弱みを見せずにいると
 ストレスで爆発して激怒して入院してしまう』

という議題だった。ちなみに小豆さん。

『弱み』とはなんだ?
と質問したら「昔何でも出来てたのに今は出来ない事」だそうだ。
つまりプライド

小豆さんは幼少期から「自分の死に方は自分で決めたい」と思ってたり
(本人曰く「その頃から少しおかしかったのかも…」だそうです)
あまり一般人が持たない信念を持ってたり、
その信念に近づくために看護師になったり
(海外青年協力隊とか行きたかったらしい)
私とは多角的に違うベクトルで変わった人だ。


看護師さんでバリバリ働いてたなら『何でも出来てた』と言っていいと思う。
うちの母もそうだけど、立派に見えるし格好いいと思われる職業だし。
ソレが病気のせいで出来ないって自分で感じてて辛いのに
家族と暮らしていたら多分何言われてもストレスになる気がした。
家族は大事で必要だけど、双方遠慮がないから諸刃の剣でもある。

「この病気になって長いけど、今更心配とかされる?」

って聞いたら
「私が入院になるのが嫌だから色々聞かれてまたストレス」だそうで、
『出来るはずの自分』ってプライドを必死で守ってるのに
そんな不信感を生む心配の仕方されたらプライドがた落ちで辛いなー
と思った。
多分元々『いつもニコニコ弱みを見せない』人だったんだと思うけど
今私たちにニコニコしてくれて、私のやるゲームにも付き合ってくれる
優しい小豆さんももしかして無理をしているのだろうか。


私もカウンセリングで
「プライドなんて要らない」「邪魔」「なければもっと楽に生きられるのに」
と言ってきたけど、私の場合無いと掴まるとこが無くて困るんだよね。
人が一番大事にしなきゃいけない所で傷つけられるとおかしな行動に出る。
人格みたいに「あなたと私は違う個体」って認識よりもっと高次な概念。
でもこれも諸刃の剣なのね…。

みたいな事を考えられて今日のSST面白かったです。

 


帰りの会を待ってたらぴっぴ🐦が

🐦「はい、コレが件の賞品です。

 必ず消費してくださいね(真顔)

といって菓子袋を3つ渡してきた。
何かとても嫌な予感がした。

 

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Σ(●д●) コ っ!?

眼「あははははは!(*´▽`*)」←知ってた

フリーズした私の後ろにはニコニコ動画のコメントみたいに
「え?え?!」「なにこれキモイ」「意味が分からない」「コオロギ?!」「昆虫食?!」

「いやいやいやいやいやっ」「食べるの?!だれが?!私が?!」「いや無理っ」「え?!冗談?どっきり?
「何故…」「どこで買ったの?!」「嫌がらせ」「私何か怒らせることしたっけ」「マジでコオロギ?!」

「仲良くなるためにちょっとしたジョークのつもりで…」「虫を食わせる…」

「きっと面白い人なんだ…」「面白い…か?」「何度見てもコオロギ!」「しかも3袋
みたいな字幕が流れた。


私「あ、嗚呼…ぁあ、あばばばばばば(((( ゚Д゚)))←一時的発狂
眼「だ、大丈夫ですよ(;'∀')私も食べさせられましたけど…平気でした!👍」
私「いやいやいやいや大丈夫ではないコオロギは違ういけない(((( ゚Д゚)))」

慌てて両隣の人に押し付けて1袋に減らした。
意外と喜んで受け取る神経がわからないけど多分騙されてないからだろう。
だってぴっぴ🐦はゲームの時から仕込んでたわけですよ。
コオロギを受け取らせるため、わざとゲームに負けて私に勝たせたりして…


 なんて奴だっ!!(🔥Д🔥💢)モキーッ!!


昨日奴をぎゃふんと言わせる決意をしたばかりのまだ柔らかい私の決心
コオロギという形で折りに着やがった…
プライド…そう私のプライド!

自分より優位に立たれる事が一番嫌い!
頭が良いのは仕方がないけど手抜きコオロギ許せない( 💢゚Д゚)


元々ぴっぴ🐦は表情も口数も少なくて何を考えているのかだったけど
TRPGが出来る知性と精神力を持ってるメンバーが少なかったので
内面とかどんな人なのかとかあまり気にせず遊んでたから
いきなりコオロギは…正直ユニーク通り越してサイコパスかと思った…。
怖かった…


眼「あの人はもともと面白い事が好きで、今回のも
 『あんさんには面白いゲームを教えてもらったからお返しにお茶請けをあげよう』

  ってアマゾンで買ってたんですよー(´▽`*)」
私「とめてくださいマジで。


今の私には本当に『お礼』なのか、
なんか日常の私に対してのイラっとした気持ちが入ってる
『お礼参り』的なモノなのか理解できない…。

普通にキャベツ太郎とかで良かったんや…(´Д`)
私たちはまだ、コオロギを送り合う仲ではなかったんやで…


眼「そのリアクションに大変満足していると思います(*´▽`*)」
私「がっでぇむ…(´Д`)」

 


帰宅。
すっごいのコレ。コオロギ。
見てるだけでぜんぜん元気でないの。
何もする気になれなくなるの。
対ぴっぴ🐦用の謎解き多めの新しいシナリオを印刷する気力が
吸い取られていくの(´Д`)


お母さんに相談したら

「食おう」

って食べ始めたの。
なんか子供の頃コオロギはイナゴと食べてた世代で抵抗無いんだって。
私も食べたよ…感想言わなきゃいけないから…。

🌼おーいしーぃぃ(゚∀゚)アハ、アハハハノヽノヽノ \ / \ / \

そりゃ乾燥してすり潰して国産米粉に混ぜて生成してるから
言わなきゃわかんないよ。ふつーにラーメン味のスナックだよ。

 

なんなんだよ…

なんでなんだよ…

 

今の気持ちを言葉に出来ない…orz

 

 


半分は無言で父に渡しました。
多分気が付かないし、コオロギって名前のお菓子なんだと思って
美味けりゃ深く考えずに食べるから。

 

 

 

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