あんの日記

不定期更新

ごめんねパパ

 

今日は受診の日だったので父を連れて行きました。
カウンセリングでは「下がるのがとにかく怖い」
言ってました。手紙を持っていくべきだった…。
次回までには地に足ついてるといいな。


診察で、まあ夏バテで大変的な事を言って
私の話は終わったんですけど、父が話し始めました。

父『うちの娘は昼夜逆転してるし、夜は酒を飲んで
  毎日騒いでいるんです』
医『まあ、そういう患者さんはたくさんいます』
父『そういう状態を治すためになにか新しいことを
  させたらいいと思うんですが駄目でしょうかね?』
医『というと?』
父『例えば、免許は持っているので車の運転の練習を
  させたりとか』
医『ご本人がやりたいとおっしゃるならば
  良いのでしないでしょうか』
私『嫌です』
父『(ため息)私は娘を真っ当な人間にしたいんです』
医『真っ当ってなんですか?』
父『朝起きて、8時間働いて、夜寝て、
  あと車に乗れて、また大学とかいって…』
私『(首をすくめる)』
医『それは娘さんが望んでるんですか?』
父『いや、でも私はただ親として
  子供に普通に生きて欲しいだけなんです』
医『普通ってなんですか?』
父『それは…』
医『本人がやりたくないことを周りがした方が良いと
  押しつけるのは失礼です。
  一般論でなく自分の意見でコミュニケーションを
  とってみたらどうでしょう』
父『でも早く行動を起こさないと手遅れになりませんか?』
医『お父さんの言い分だと、
  娘は要らない、普通が欲しい

  って事になりますけど』
父『…わかりました』
私『(^ω^)』


ヤブ!…いやT先生!!
お前良い奴だな!!(掌返し)
なんか爽快でした。
頭の固い父を正論でやりこめてくれて
胸がスーッとしました。これは私じゃできない。
ただ父の望む『普通の娘』に私は成れないんだなぁ
って事と、父は死ぬまで私に『普通の娘』であることを
強いるのだろうなぁって事が少し悲しかったです。


お父さん色々とごめんなさい。
でも私はもう私である事に誇りを持つことにしたので
生活態度社会のはみ出し者枠だったり人生の落伍者とか
その辺のことは事実だからどれだけ言われてもいいけど
絶対に『普通』なんか目指さないし、
自分のやりたいことしかやらないの。
今はまだ、両親が死んで、守ってくれる人が居なくなって
頼るお金がなくなった時のこととか考えられなくて
怖いから、あなた達に縋りついて飢えをしのいでるけど
いつかここから出たいと思う。


でも衣食住完備の巣穴メッチャ居心地良いから
当分なあなあな感じでここで文句言いながら暮らすわ。

(嗚呼駄目人間)