あんの日記

不定期更新

エスプレッソ

今日もバイトは5時間でした。
生理だし腹痛てーし貧血だし生きた心地しなかったけど
大体1時間で慣れました。
あとはもう働くだけさ。
新鮮なことは何もないです。
鮮魚コーナーの鯖の方が生きが良いかもです。
死んでますけど。


帰りに友達の家に寄った。
「大喧嘩するのに仲良しの意味がわからない」
「仲良しは喧嘩しないんじゃないの?」
という話をしました。
仲が良いから怒っても嫌われないと思ってるのでは?
親子関係の話だったんですけどね。
まあそういうのもいるんですよ。
私だって父に「何々しろっ!!」って怒鳴られると
今でも頭が真っ白になって自室に撤退して
30分くらい籠城しますけど、父はカッとなりやすく
冷めやすいので30分もすれば別の事考えてますね。
蹴ります。


その話から「日本にはとても嫌われている子を
あたかもそうでないかの様に扱い、影で悪口を
言い合う集団(特に女子学生に多い)が
良く見受けられるけど外国でもあるのかな?」とか
「男の友情とは」「女の友情って」「彼氏って
 どうやって作るの?」「それもう私じゃないよ」等々
色々話して帰りました。


帰りに読ませてもらった漫画が面白かったです。
画家になる夢を掲げて東京で頑張っていた女の子が
夢を諦めて落ちぶれて、でも魔法(殺人犯)の主人公に
エスプレッソマシーンを直してもらったら
また絵を描く気になる話。


私は嫌なことを思いだしました。
夢の味。
初めて手にしたソレは自分を✨輝かせてくれる魔法
絵筆のように未来への道を自分の思う通りに描けた。
でもソレは呪いになった。どんどん重く息もできない。
死にたい。辛い。どうして…


私は医者に行った。医者がくれる薬を飲んだ。
医者がくれない薬も飲んだ。
『夢を忘れる薬』を飲んだ。
私は夢を忘れていった。
人生なんて取るに足らない物だと思うようになった。
普通の一般人の顔ができるようになった。
生きるのが楽になった。


それからは皆が褒めてくれた。
とても頑張っていると言ってくれた。
認められた。嬉しかった。
私は努力して手に入れた今の生活が尊いと思う。
7年前の自分を褒めてあげたい。

でもそのもっと後ろで私を見ている子がいる。

「わすれてもいいよ」

まるでそんな感じに寂しそうに笑っている。
私の夢。苦い。痛い。浅はか、笑える…そして怖い。
だから捨てたのに。
もうそんなので苦しむのはごめんだから。

でもあんなに頑張ったのに忘れられないんだね。
今はもう色々痺れて何も出来んよ。
ただ記録したくて書いてる。


私が最近少数さんを苦手にしてる理由は
私の恐怖の夢を突っつきまわすからです。
つまり完全なる私の八つ当たりです。
私カッコ悪ぅ…

漫画家になる夢。
イラストレーターになる夢。
とにかく絵で一旗上げる夢。

忘れたくなかった。
忘れたくなかったよ。

でも私は楽に生きることを選んだ。
そんな私を皆が許してくれた。

母も父も医者も支援してくれる人達も

「あなたの絶え間ない努力で、この社会の

 一員として立派にやれるようになりましたね」

と言って褒めてくださった。

まるで宗教だった。

 


現在目の前が真っ暗になった。
ラーメン食おう。