あんの日記

不定期更新

グライダー

30日に姪っ子が来たんです。

皆でプール入って大騒ぎして翌日熱出してました。

歌とか踊りが大好きだった姪は3歳になって進化して既存の歌では飽き足らず

自作の歌をずっと歌ってるので周りは誰もついていけません。

猫耳をかぶせたら「にゃんにゃんにゃーん💕」と言いながら

前足+尻尾を振るダンスまでするじゃないですかCAWAII💖✨

はわあ゛ーーっ💛でも攫われちゃうからお外でやったらダメだよーーっ?!(ノД`)💗

 

 

そんなこんなで興奮したというか疲れたというか。

楽しかったので朝まで眠れなくなって31日の仕事を休みました。

欠勤理由は「姪っ子と遊んでたら疲れて眠れませんでした」です。あけすけです。

副社長は「あらそう。じゃあ今からよく寝てね~」と言ってくれましたけど

いくら身内だからってもう少し取り繕ったら良かったと思いました。

 

それにしても私、かなり刺激のない生活してたんだなぁと思いました。

皆暑くて現状維持を貫くのが精いっぱいなんだとは思うけど。

それにしても楽しい事があると興奮して寝付けないレベルでした。

姪は可愛いし、姪の為にキリキリ動くし、妹ともノリが同じなので会話が弾む。

まるで楽しい世界の人間になれたみたいで嬉しい。

 

でも翌日動けなくなるんですけどね。幸せの刺激で陥落したんです。

自分の形、自分の生活、自分の領分…両手で霞を集めたみたいな実体のないもの。

毎日淡々とつまらなく不安な日々から逃げるように暮らしていたことでやっと

「自分の人生」と認識できてるもの。

楽しいとか、少しテンション上がるだけで今の『私』はすぐに崩壊するんです。

薄暗い部屋でPCの画面だけ見て低刺激な生活してないといけない脆弱回線です。

 

何もない人生、ただ来世をより良くする為に徳を積んでるんだと思ってました。

でもホントは違うから、少しでも良い事があればそれに夢中になりすぎて

他の事なんてどうでも良くなってしまう、そういう気はあるんです。

そして一回そうなって、私は気が付いてしまったんです。

本当は普通なんて世界一くだらないってことに。

 

今までずっと普通になりたかった。真面目に頑張って働いて皆みたいに安定して

変に息苦しい思いをしなくても生きていける人間になりたかった。

私には空気を吸う権限もなかった

職も何もなかったしそれが一番安全安心だと知ってたから頑張って普通を目指してた。

 

そういうのぶっ壊してどうでも良くなりたいと思うようになった。

私そもそも発達障害

普通じゃなく生まれた私がどうして普通でないといけないのかわからない。

その様に生まれてそうするべきと思うならそうする。夏は地盤が緩くなる。

昔はパリピの真似して発散してたんだけど、今の私はそれが出来ないんで。

 

「楽しい事がしたい」ってずっと言ってたけど何も楽しくはなくて。

何でもいい。この手が何か作るところが見たい。それを楽しみたい。

と思ってずっと探してたんだけど、まさか何年も続けている事がそれに該当するとは。

手の中にあった石ころがいつの間にかすっげー艶々になってた。

まーでも真夏の夜の夢のごとく『楽しいこと』は長く続かないので

ソレをやる自分を必死になって追いかけ始めたら見切りをつける時期なんだろう。

夏だから何かはやらないとパンクしそうだ。

 

前職の時みたいに仕事頑張って、帰ってきたらソレをする…って生活がしたかった。

私は頻繁にイラスト描きながら配信したり、みんなでゲームしたりしてた。

仕事は片手間、私生活が充実。きっと私はそういう『普通』をずっと求めてる。

それが出来ないのは私が光ってないから

私たちただの人間には何もないけど発光しようと思えば意外と出来る。

特に今はネットがあるから輝くことはそれほど難しくない。

YouTuberとか大手配信者とかそういうのにならずとも

「私今光ってる」と思う事は誰にでも出来る。

 

私はできない。だって私は

皆から嫌われている。皆が悪い。環境が悪い。誰も褒めてくれない。黒い。仕事が一番大事でそのために生きてる。一生涯保障してもくれないのに?他にどうしたら良いのか、どうやって生きていけば正しいのか、考えたくない。未来なんていらない。もうお母さんのお腹に帰りたい。死にたい。皆嫌い。私の事見えないの?いつも不安で苦しい。逃げ場所がない。寝ていたい。全員死んだらいい。せいせいする。

 

理想は見えたけどいきなりは変われない。

きっかけも、手を引いてくれる誰かも、鳳翼も、全部必要で。

私は手の中の石ころを磨くだけです。