昨日は父に怒鳴やしつけられて、縮こまって眠りました。
私はとてもお利巧に自分の事を日々罰しているのに、
それすら否定するなんて貴方はあんまりです。
両親が迷惑がっている。私はやっぱり死んだ方が良いんです。
わかっているのに、皆のご意向に沿えなくてごめんなさい。
殺してくれるなら良いけど、死にたくはない。
今までも甘えてきたけど、最後も誰かに甘えて死にたい。
私は惨めだ。
「薄い板の上に突っ立ってて踏み抜いて落ちるのが怖くて
身動きが取れず泣いている」
そんな自分を見ていた。遠い所にいた。それか画面越しに見ていた。
見ていて哀れだとは思ったけど、私には関係なかった。
それは疲れた私が自分から解放されるための生贄だったのかもしれないけど
それでも「何故」とすら思わなかった。そういうものだと思った。
私はずっと死にたかったし眠たかったけど
『幸せ』と感じる時間を持つことができた。
私は全てを持っている。不安はまだ遠くにある。
安心して好きな事をしていていい。
『幸せ』とはそんなものだった。いつも手に入らなかった。
死にたくなってきた。と言うか死にたいより苦しいが酷い。
過呼吸になって地上で溺れるみたいに藻掻き苦しみ、
部屋の隅を探してピタリと壁に張り付いて念仏を唱えだす。
原因は不明だが私には稀に良くある現象である。
何か動物的な本能、ストレスと不安が頂点に達したサルみたいな実験動物が
折りの隅でこれでもかって位縮こまって身を守っているのに似ている。
つまり私も稀にそうなるらしい。
仕事をしていた時からなっていた…温かい時期に多い。
段々追い詰められていって、発症して、徐々に戻って、何もかも忘れる。
薬は効かない。処方箋を無視して大量に飲めばあるいは麻痺させられるやも。
「でもそんなことしたら後が大変だし…」と考える理性は残っている。
生贄を気まぐれに迎えに行ってみた。
彼女は…多分えーと、そう今にも崩れ落ちそうな床の上で泣いている?
空想の産物である。そんな彼女に話しかけるとすれば
「大丈夫だよ」「一人にしてごめんね」「私がいるよ」「守ってあげるから」
…ああでもホントにそんな状態だったらまず「助けろ💢」って話だよね。
ロープでも何でも投げてあげればいいのに。でも私は迷う。コレが生贄だから。
もともと今理性的に文章を描いている『私』は、
何故か今生贄に捧げられている『自分』を守るために作られた後付けの人格である。
私は大きくなってもとても幼稚で傷つきやすかったし、
周りの皆と一緒に生きていくためにはかなりストレスを感じなければならなかった。
だから盾というかクッションが必要だと思って作られたのが『私』だ。
別人格とかではなくて、いつも表面に居るのは『私』で
『自分』は…エンジン?それかエネルギー?みたいな?
とりあえず体調が良ければ『自分』は大体大人しくしている。
外に出るには媒体が必要。『私』を使って絵とか何か作るとか、物を壊す、
泣きわめく、自傷する、引き籠る…まぁなんか『私』がやってる事は
大体『自分』がやらせてるんでしょうね。
『自分』のやりたい事を『私』がやって…
そういうのが上手くいかなくなると多分苦しくなってくる気がする。
大体『私』には『自分』が何故そうなっているのか、何が苦しいのか、辛いのか
腹立たしいのか、情報量…というか熱量が多すぎて把握しきれない。
特に夏場。あっつい上に本能的な何かが強くなるこの季節は『私』も薄くなるので
全部受け止めようとすると疲れてしまう。仕事は休まないけど雑になる。
間に合わなくなる。すると体が動かなくなる。病む。引き籠る…というルーティーン。
つまり自然現象なんですよね。病気というかキツイ症状って感じですけど。
誰も悪くないし、むしろ頑張っていると思います。
私はずっと自分を責めていたけど、のど元過ぎればって奴になると思います。
はて、私が無視して幸せを感じたりしている間生贄にして置いた彼女は
なんでこんなことになっているのか、こうするのが正しかったのか、わからないけど
『私』としては助けなくちゃならない存在です。
凄い罵詈雑言が聞こえる。「いまさら」「お前のせいで」「嫌い」「殺してやる」
泣きながら、なんて惨め、誰にも見えない『自分』は私の口を使って
今どれだけ苦しくて助けて欲しいかをずっと誰かに訴えて助けを求め続けていたのに
結局『自分』の状況がちゃんと見えてる『私』にしか伝わることはなかった。
私は疲れていたからひたすらに無視してたけど。
仕方がない事だけど哀れだった。
だっていつも真面目で居るの疲れるんだもん。
『私』も『自分』もこの『体』も、全部溶けてなくなれば楽になれるのにって思う。
仕方ないよ。暑いんだもん。
守って助けるのが役割だから、やらなきゃいけないの。
凄く面倒で自分の事は嫌いだし嫌われてるし報酬も何にもない仕事だけど。
罰だけはしっかり与えてきやがるから。
まだよくわからないの。ただ私はどうしてここに居るのか不安になると
手を繋げたら良いのにと思うの。