あんの日記

不定期更新

遺書(2018/10/12)

(1)簡単に自分の人生を振り返る
  (一言で語るのが最善だが、初心者は2・3行になっても構わない)
子供の頃から周りと合わなかった。そりゃ楽しいこともあったけど
結果がコレなんだからやっぱり『変わってること』は私にとっては
悪い事でしかなかったんだと思う。
(2)自殺に至る大きな原因について触れる
  (紆余曲折は割愛すること。核心から逸れる恐れがあるから)
お母さんや先生は「あなたの鬱はいつものこと」っていうけど
私はもうこんな馬鹿げてた日々には耐えられない。
こんなに苦しいなら、いっそのこと麻酔無しで全部の歯抜いた方がマシ。
だからもう終わりたい。早く終わらせたい。
(3)原因から決意に至るまでの心の動きを語る
  (矛盾が発生する可能性があるので、曖昧に)
今年の夏は楽しかった。いや、そうでもなかった。
必死で飛ぼうとしてた。楽しそうに振る舞っていたかった。
実際焦ってた。いつ墜落するかわからなかったから。

でも私は夏にハメを外すと秋に必ず落ちるなんて事全部承知だった。
別に「最期だから」とか考えて必死だったわけじゃない。
いつもより何も考えてなくて、ただ高く飛びたかっただけ。
で今いつもより高いところから落ちた(酷い鬱になった)ってだけ。
しかもまだ落ち続けてる妄想に取り憑かれて、必死で地面探してんの。
自分でもウケル(^^;)
だから多分『決意』なんてもんはないかな。
なんとなく、いつもより大きな力が私を押したから、って感じ。
色々「タイミング」って重要なんだろうかね。
(4)最後に一言(辞世の句が最善。宛先・人は特定しないほうが上品)
お母さん愛してる。愛してる。食べたかった。
母を食べた『完全な自分』になる妄想を実現するのが私の願いだった。
お父さんはお父さんのまま生まれてお父さんのまま死んでくんだと思う。
それって結構凄いことだよ。私は嫌いだったけど。
あとさ貴方と私、歳を重ねるごとにお互いが
『こいつもしかして…人間なのか?』
って疑いだす様な不器用な理解のし合いが楽しかったよ。
あとは妹か。旦那さんと仲良くね。あの人私も気に入ってたよ。
甥っ子の顔見れなかったのマジ悔しい。
もし私みたいな子が不運にも生まれてしまっても優しくしてあげて。
(5)日付と名前(忘れると心残りで死にきれない)
西暦2018年10月12日
あん(もしくは安、安楽生)

 

 

 


これが私の遺体の傍らにあっても、まあ不自然ではないわな。
何回か遺書の練習はしてるんだけど、結構自然になってきた。
私自身が加齢により肉体のXデーに近づいているからかもしれない(笑)

遺書を書く事は、自分が今なんで死のうとしてるのかを客観視できたり
『こんな遺書じゃ死んでも死にきれない!』と思ったり
『私ってとんでもない理由で死のうとしてるのね』とか
笑ったりできて結構役に立ちます。
特に鬱の人には結構面白い娯楽かと思う。
きっと10年後にはもっと良い遺書が書けるだろう。

 


…私?
私は死にませんよ。
多分ね。自信無いけど。

こればっかりはね、神様に任せるしかないんだなって思うよ。
病気に対して私ができることなんてないんだから。
神様、私が必要なら私を生かしてください。
割とどうでも良くてもなるべく生かしてください。
もしそのどちらでもないなら…私があんたを殺しに行きます。
陽のあたらない所に放置されたこの恨み、晴らさで置くべきか…

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