バイトに行きました。
憤りを感じました。
家に帰りたい。
私が今ここで大泣きしたら帰してくれるだろうか。
ソンナ事シナクテモ早退スレバイイノニ。
それじゃあ意味がない。
違う。ただ私は。私は今ここで大事を起こしたい。
怒ってるから。『バーカっ』ってこの場所に言いたい。
くだらないから。こんな人生。下らないから。
馬鹿なのは私だけどそれもどうでもいい。
とにかく私はもう、自分の意志で動くのを止めたい!!
だからじっとしてると別の私が言う。
ジャア私ガ動かしてアゲル。
もう嫌だって思うたびに別の声が囁く。
いらナイナラもらってアゲル。
私に任せて。
貴女は何も、楽しさも苦しさも、感じなくていい。
全部私がやってあげるから。
貴女はとても疲れたんだから休んでて良いよ。
私はそのために居るんだから。
…誰?
漫画の読み過ぎで色んなキャラクターが
頭の中でお喋りする。
でも誰も自分じゃないってことは辛うじてわかる。
だって姿があるから。
自分と向き合いたくなかった。
そこには何もないから。
本当に一人ぼっちだって知るのが怖いから。
守ってくれるものも抱きしめるものもないから。
ただ底のない穴が開いてる気がした。
それだけわかってれば見なくてもいいと思ってた。
だからずっと何か別のものを見ていた。
貴女はなに?
空っぽなのにどうして話せるの?
世界のすべてを知ることができるのに
どうして自分のことが何もわからないの?
わからないんだ。
ただ何もかもぼんやりしてて、でも堪らなく虚しくて
何かを怖したいんだ。殺したいんだ。
叫びたい。無意味な言葉。馬鹿野郎!!死んじまえ!!
あーーーーーーーーー!!!
優しさなんて何の意味もないんだよ。
ころせ。片っ端から。ころせ。